【拵付き】大名指料級の赤銅魚子地総金具鮫鞘拵に収まった、在銘・月山の地刃抜群の短刀：「月山」　時代・大永頃

¥20880

(税込) 送料込み

商品の説明

商品説明

商品説明下部にも写真がございます

肌立つ地鉄が見事な月山の在銘脇差

無反りに鋭い細身の切っ先、鎌倉以来の古雅な刀姿

特徴的な小互の目刃見事な希少刀

大名指料級の赤銅魚子地総金具の鮫鞘拵え入り

庄内藩高禄武士の末裔から出た山形県登録証

脇差：「月山」

※刀剣類は、法律に基づき都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要です※

【寸法】
登録証種別：短刀
登録証銘文:「月山」
登録証長さ:26.0cm
登録証反り:0.0cm
元幅:2.0cm
先幅:1.5cm
元重:0.5cm
先重:0.4cm

【刀身】
平造り、庵棟、身幅尋常、無反り
鍛え、板目肌、総体的に肌立ち、強い流れとなって処々に綾杉状となり、地鉄黒く、地沸つく
刃紋、直に整った小互の目、小沸よくついて匂口明るく、処々にほつれ、二重刃、金筋かかる
帽子、直に入り、沸付き掃きかけて返る
中茎、生ぶ、先やや刃上がりの切り
ハバキ、真鍮一重

【説明】
大名級の一作金具の豪華な鮫鞘拵のついた、月山の在銘の短刀になります。
山形県庄内地方の霊峰として名高い月山には、古来より綾杉肌と称する極めて異風な地鉄の刀を作る一派が居住しており
一説には古代の蝦夷鍛冶や岩手の舞草・宝寿と関係があるとされており、上古の日本刀の源流と繋がりがあるのではないのかともされております。
本作は恐らく戦国時代の初頭・大永頃に該当する月山の実戦用の短刀と思われます。
月山派は本作のように小互の目を綺麗に焼き、大振りの二字銘を切るものが古来より重宝視されており、まるで鎌倉時代の短刀の優美な刀姿は
京より遠く離れ、平安・鎌倉時代の鍛法を後世まで伝えた東北鍛冶の本領発揮とも言うべきものでしょう。
その上、本作には輝かんばりの黒艶が刀身の全面に出ており、黒ずんだ地鉄が多いとされる日本海沿いの鍛冶の中でもその輝きは群を抜いており
まさに名工・越中則重を凌ぐような美しい光沢を放っており、とても室町時代の鍛冶が作った刀とは思えないぐらいです。
注目するべきは、江戸期と推定される赤銅魚子地の総金具が縁頭から小尻までついた鮫鞘の拵が付属しており、大名の指料かと思われるほど豪華絢爛な拵が付属しております。
鍔は無銘ながら秋草をあしらい、覆輪にまで彫りの入った一級品で、安親派と思われる松濤図の小柄が付属し、通常では見えない小柄櫃にも鮫皮が貼られている
まさに江戸文化の粋を集めた一級品の短刀拵で、拵だけでも特別保存刀装具を取得できる可能性は高いと思われます。
月山の地元・山形県の登録証で、庄内藩で高禄を頂戴していた旧家が代々大切にしていた完全な生ぶ出しの短刀で、今後の高位の鑑定書の取得が楽しみな一振りです。
刀身と拵共に状態は良好で、もちろん刀身に刃切はございません。ぜひご愛蔵される事をお薦め致します。

【ご注意事項】※入札前には必ずお読みください。入札後は以下へ同意いただけたものとさせていただきます。※

・本商品は委託出品ですので、返品不可、ノークレームノーリターンでお願い申し上げます。
・商品の写真はできるだけ現物に忠実なように撮影していますが、どうしても現物の状態を表現しきれていない場合がございます。
・商品が未鑑定品の場合、商品説明の記述は見解の一つであって鑑定結果等を保証・お約束するものではございません。
・骨董品・中古品であるという事をご理解いただき、過度に神経質な方のご入札は申し訳ありませんがお断りいたします。
・寸法は、専門の器具を使用して採寸している訳では無く、あくまで素人採寸のため誤差はご容赦ください。
・写真を良くご覧の上ご判断いただき、あるいはご質問をいただいた上で責任のあるご入札をお願いいたします。
・終了の当日や終了直前でのご質問には回答できない可能性がございますので、ご質問は時間にゆとりを持ってお願いいたします。
・落札後24時間以内のご連絡、3日以内のご入金、および受取後24時間以内の受取連絡をお願い致します。
・ご連絡ご入金頂けない場合、誠に恐縮ではありますが入札者様都合で落札を取り消させていただく場合もございますのでご注意ください。
・評価が新規の方でご連絡が無い方、および過去の取引にて著しく悪い評価がある方の場合、入札をキャンセルさせていただくことがございます。

xzfrx

・・・上記の画像はフォトアップで掲載しました・・・

20880円【拵付き】大名指料級の赤銅魚子地総金具鮫鞘拵に収まった、在銘・月山の地刃抜群の短刀：「月山」　時代・大永頃アンティーク、コレクション武具参考品